日本刀における刃とは

日本刀は世界一切れ味が良いとされる刀剣類ですが、刀と刃の違いを正しく知らないという方は多いです。刃とは研ぎの入った刃の部分のことを指し、対象を切断する機能のついた面で日本刀にとって肝心要の部分でもあります。語源には焼き刃のイ音便形であり、本来は焼き入れをした日本刀の刃や焼き入れで生じた刃文のことを指し、これが訛って「やいば」と発音されるようになりました。
2つの違いは前者は日本刀を示す言葉や総称であり、後者は部分を指す意味であり、漢字の刀に「丶」を付け足した漢字を使用することによって、刀の一部分を示す文字となった由来があります。そして切れ味の良さを作り上げる作刀技術は、主に折り返し鍛錬と造込み、反りの3項目で成り立ち、刀工の技量によって見た目の良さに加えて、切れ味や折れにくい仕上がりになります。

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